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菓子パンは菓子かパンかケーキか?違いは発酵とベーキングパウダーか?

菓子パンは「菓子」か「パン」か論争

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皆さんは、菓子パンはお菓子だと思いますか?パンだと思いますか?

マフィンは? 蒸しパンは? パンケーキは? 酵母でつくるシフォンケーキやスコーンは???

 

なんだか改めて考えてみるとややこしくなってきますよね。

 

そこで、今日は「菓子パン」の定義を理解するために、「パン」の定義、そして「ケーキ」「お菓子」の定義について調べてみました!

 

なんだか迷宮にはまり込んでしまいそうな嫌な予感がするのですが・・・

 

果たしてスッキリすることはできるのか・・・?!笑

 

 

パンとは?

パンとは・・・「粉(小麦粉やライ麦粉)」+「イースト(酵母)」+「水」を基本とした材料で生地をつくり、それを焼いた食べ物のことです。

 

その中でも「膨らませるパン」「膨らませないパン(フラットブレッド)」に分けられ、僕たちが普段「パン」と言われて連想するふんわりと膨らんだパンのほかに、インドのナンや中央アメリカのトルティーヤのような膨らませないパンも世界中には多数存在するということです。

 

そして、膨らませるパンも「酵母による発酵」と「ベーキングパウダーによる膨張」の違いがあって、どちらも「パン」の一種として認識されています。

 

●発酵パン⇒食パン、フランスパン、ベーグルなど

●ベーキングパウダーのパン(クイックブレッド)⇒コーンブレッド(米)、蒸しパン、スコーン(英)など

 

ケーキとは??

ケーキはスポンジケーキからチーズケーキのようなものまで多岐にわたるため定義が難しいのですが、基本的には「小麦粉」+「砂糖」+「卵」+「油脂」+「水分」+「膨張剤」で作られるものが多いです。

 

膨張剤には「酵母(イースト)」や「ベーキングパウダー」、「重曹」、「メレンゲ」、「(折り込みや練りこみの)バター」などがあり、すべてケーキを作りうるということで、さっそく「酵母」や「ベーキングパウダー」がパンの定義とかぶってきましたね!!

 

●イーストで膨らませたケーキ⇒パネットーネ、クグロフ、シュトレン、サバランなど

●ベーキングパウダーで膨らませたケーキ⇒パウンドケーキ、パンケーキ、マドレーヌ、マフィンなど

●メレンゲで膨らませたケーキ⇒スポンジケーキ、シフォンケーキ、ロールケーキ、カステラなど

●練りこみ・折り込みバターで膨らませたケーキ⇒ガレット・デ・ロワ、ミルフィーユ、タルト、パイなど

 

お菓子とは???

お菓子とは、「甘さ」、あるいは「塩味」、(あるいは酸味など)のような「味」を強調させた嗜好食品です。

 

小麦粉などの粉をほかの材料と共に混ぜて焼く・蒸すなどした「ビスケット」「まんじゅう」、ほぼ糖質で出来ている「飴」や「チョコレート類」、そして乳製品となるが「アイスクリーム」のような冷凍菓子などを合わせて「菓子」と呼んでいます。

 

おせんべいやポテチ、ポップコーンなども「菓子」ですね。

 

日本のお菓子の中では「和菓子」と「洋菓子」という分け方ができますが、実は「洋菓子」の中にはケーキも入ってきちゃうんです。

ほうら、もっとややこしくなってきましたよ!!

 

●ケーキ以外の洋菓子⇒シュークリーム、プリン、ババロア、ムースなど

●ケーキとして扱われる洋菓子⇒ショートケーキ、パイ、タルトなど

●パンとしても扱われる洋菓子⇒ドーナツ、クグロフ、シュトレンなど

 

 

あれれ?全部かぶっている食べ物があるぞ?

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パン、ケーキ、菓子の定義を見てきましたが・・・明らかにかぶるゾーンがありますよね?

 

●イースト(酵母)で膨らませていて、粉主体で、甘いもの。⇒クグロフやパネットーネ、シュトレンなど

●ベーキングパウダーで膨らませていて、粉主体で、甘いもの。⇒ドーナツ、マフィン、スコーンなど

 

さあ、いかがなものでしょうか。

 

ちなみに菓子パンの定義も見てみましょうか。

 

菓子パンとは?

菓子パンとは、まずもってそもそもが「日本での呼び名」であるので、海外で菓子パンと言っても通じないし、日本人が「菓子パン」と呼ぶものを海外では「ケーキ」と呼んだりします。

 

日本での菓子パンの定義はおおむね「外身に甘い味をつけたパン。甘い素材を生地に混ぜたパン。甘い素材を包んだパン」と言ったところです。

 

 

結論:菓子パンは「◯◯だ」!

 

ここまで、パン、ケーキ、菓子、菓子パンの定義を見てきたのですが、これらのことから僕なりの意見としての結論を出すと、

 

「菓子パンとは・・・『甘くてお菓子みたいな感覚のパン』!」でいいんじゃないでしょうか?

 

そもそも日本人が日本で勝手に定義している「菓子パン」というカテゴリーは、世界では通用しないカテゴリーですし、マフィンやドーナツをお菓子とするか、菓子パンとするか、パンとするかはその文化圏によってどうも全然違いそうです。

 

日本人は甘いマフィンを朝食の「食事」として受け入れられない人が多いでしょう。

 

でもアメリカではそれが当たり前の「朝食の1つ」となっているとしたら、

 

「マフィンはどう考えてもパンじゃないでしょ!」とは僕らには言い切れないですよね。

 

酵母での発酵だけが「パン」の定義ではなかったことからして、

 

「マフィンはベーキングパウダーで膨らませるからお菓子だ!」⇒「じゃあ、酵母で膨らませたマフィンを作ればどれだけケーキ的なものでも「パン」」なのか?」という議論は無意味です。

 

パンでもお菓子でも「菓子パン」でも、どこかの誰かが名前を付けて、たまに定義づけして、区別して、売る。

 

でもそんなことは長年「マフィンはパン」「マフィンはお菓子」と考えてきたそれぞれの文化の人たちにとってはあまり意味を持たないのでしょう。

 

「マフィンはパン」で、「マフィンはお菓子」。

 

それでそれぞれの文化圏内ではどちらも「正解」なんじゃないでしょうか(^^)

 

っていう、やっぱりスッキリすっぱりできなかった今回の案件。

 

でも、パンも文化だし、数えきれないほど多くの人たちの手によってつくられてきて、その背景にはいろんな家庭やいろんな地域、いろんな歴史があって、それぞれ何を「甘い」とするかすら基準が違って、世界中のパンを「これは甘いから菓子パン」「これは型に入っているから食パン」なんて決められるはずないですよね。

 

決めないからこそ、両方の文化が尊重されているんだなという気がします。

 

パン一つでこんなにいろんなことが考えられるなんて、奥深いですね。

 

また「どっちなんだろう?」っていう疑問が出てきたら、いろいろ調べながら解決してみたいと思います^^ノ

 

 

こびと

 

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いつもありがとうございます^^

明日もよい1日をお過ごしください!

 

こびと

 

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