
目次
パン焼きさんがパンを焼くのに必要だと思うスペックは?
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今回、パン焼きさんの必須アイテム「オーブン」について記事にしました!
ダッチオーブンやフライパン、トースターや魚焼き器でパンが焼けないということはありませんが、やはりパン焼きをより幅広く楽しむためには素敵なオーブンがあると嬉しいですよね♪
まずは「パンを焼くために必要なオーブンのスペックとは?」というテーマで考えてみましょう。
1 温度(300℃?250℃?)
温度は300℃欲しい説(石窯ドーム派)と250℃維持したい説(僕派)と、もしかして250℃いらないんじゃ説(新・僕説)があります。笑。
僕はずっと「家庭で楽しむレベルなら300℃はいらない。250℃は維持できた方が良いと思う」と言ってきましたが、先ほど実験的に焼いた230℃予熱→230℃18分焼成のカンパーニュが全然美味しく焼けてしまったので、250℃維持説が揺らいでいます(笑)
とはいえ、カンパーニュよりも高温でガガッと焼きたいパンはほかにもあるわけで、バゲットやロデブやチャバタやリュスティックなどのハードパンを作りたい方は、やはり250℃以上で維持できるレベルのオーブンがおすすめです。
2 大きさ(容積)
今僕が使っているオーブンは、のちほど2番目にご紹介するシャープのオーブンですが、それは容量が31Lあります。僕の周りで大人気の「石窯ドーム(ER-LD330)」は30Lです。
オーブンの大きさを決めるうえで、大容量をすすめる3つのポイントがあります。それは、
1、ハードパンが焼きたいなら容量の大きなオーブンがイイ。
2、食パンなど背の高いパンを焼きたいなら容量の大きなオーブンがイイ。
3、家族が多くて、いっぺんに小ぶりのパンをたくさん焼くことがあるなら大きなオーブンがイイ。
正直、今僕が使っている31Lのオーブンは、2人暮らしでのパン焼き生活に「ちょうどいいサイズ」です。
以前実家で使っていた小さめのオーブンでは、食パンは背が高すぎててっぺんが必ず焦げてしまいますし、ハードパンは天板の下にミニボウルを入れて蒸気をガンガンに立てることができませんでした。ビスコッティなどを焼く際には2回に分けて焼かなくてはなりませんでした。
パン作りが趣味になり、生活になってきた方には、30Lくらいの大容量のものをおすすめいたします!
3 天板は1段?2段?
天板は容量から考えても、やはり2段がおすすめです。
また、長方形の天板をおすすめしたいのですが、その理由は僕のお気に入りのオーブンシート
「マトファーのシルパン」を切らずにそのまま使えるからです。(ちょっとはみ出しますが)
ビスコッティやグリッシーニ、クッキーやマカロンなどをいっぺんにたくさん焼けるのも2段ならではですよね!
4 レンジオーブン?パン焼き専用?
僕がおすすめする2つのオーブンは、どちらもレンジオーブンです。パン焼き専用のオーブンは家庭での趣味&生活のためなら必要ないでしょう。
我が家もパン焼きほどではありませんが、調理前の根菜類に火を通したり、冷めたコーヒーを温めなおすのにレンジを使います(笑)
5 スチームは出る?出ない?
結論から言うと、蒸気は出ても出なくても平気です。
こうやれば蒸気は解決です(笑)
(上段に天板、下段奥に水入りのスチーム皿、下段中央にグリルストーンと水がたっぷり入ったミニボウル)
(このまま予熱します)
↑これは僕がハードパンを焼くときのフルセットです(笑)
焼くときに天板をとり出し、シートごと生地をのっけて、極めつけに霧吹きで思い切り霧を吹いてあげてオーブンに戻します。これでOK!
6 その他の機能で欲しいところは?
やっぱり冬は発酵機能があると便利ですね。そのほかの便利なメニュー機能は使ったことがありません(笑)毎日パン一筋です。
ちょこっと便利だなと思っているのは、解凍機能です。お肉の解凍に使っています(笑)
パン焼きさんに人気のオーブン比較してみました!
先ほどちらっと紹介しましたが、今回、パン焼きさんに大人気の「東芝 石窯ドーム」と、僕が愛用している「シャープ RE-SS10B-R」のスペックを比較してみたいと思います!
パン焼き用に新しいオーブンを買いたいんだけど、どのオーブンがいいか迷っている方。
どちらも大人気で、しかも高評価。
でも一長一短!
よかったら検討材料として参考にしてみてください^^ノ
ちなみに僕の好きな赤系の色で比較しましたよ♪
また、どちらも型落ち機種なので、ネットでお安く購入可能です!
型落ちしたからスペックが劣るというわけでなく、
また同様に、最新機種だからすべてにおいて優秀というわけではありません。
あまりに多くの機能がついていても、実際には使いこなせずにレンジとオーブンだけ使うのがおちです。
絶対に自分が使いたい機能がしっかり備わっていれば、型落ち上等!なのです^^
1 東芝 石窯ドーム
スペック
容量:30L
外寸:幅500×奥行450×高さ388
庫内寸:幅398×奥行330×高さ232
重量:18kg
オーブン温度:100~300℃
過熱水蒸気温度:100~250℃
発酵温度:30・35・40・45℃
スチーム発酵温度:40℃
加熱方式:250℃過熱水蒸気・熱風・上平面ヒーター
※オーブン温度を240℃以上に設定したときは調理開始後25分で230℃に切り換わります。300℃での運転時間は約5分です。過熱水蒸気で設定できる温度は250℃までです。また、設定温度が240℃以上のときは、予熱温度は230℃になります。(TOSHIBA ER-LD330 仕様表・寸法図より)
メリット
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メリットは300℃まで行くことです。
上位機種になると350℃まで行けちゃう石窯ドーム。
でも実際は家庭で楽しむパン焼きに、350℃まで本当に必要なのかどうか、しっかりと検討する必要があります。
もっと言ってしまうと、300℃いく必要があるのか、という部分も考えてみるべきでしょう。
しかし300℃まで上がるメリットは確かにあります。
いくらメーカーが「◯◯℃まで行きます」と言っても、実際に庫内の温度を測るとそこまで行っていない場合が多いようです。
また、パンをオーブンに入れる際に、必ず扉を開けることになります。その際、庫内温度は否応なしに下がってしまいます。それを少しでも抑えるには、庫内温度を予定よりも上げておくことが必要です。
300℃で5分運転したあとには、自動で温度が下がってしまうので、その点も考慮しながら焼成しましょう。
デメリット
メリットは300℃まで行くことで、それ以外は特に目立った特徴がないのがデメリットといえばデメリットだそうです。(口コミや業界の人の解説談)
稀に「ムラができる」という意見も見受けられますが、さすがに石窯ドームは大人気のオーブンなので、高評価が多いですね。以下で口コミを見てみましょう。
石窯ドームの口コミ
「使いやすい!」
「予熱完了までが早い!」
「電気だけど高火力が魅力!」
「音が静か!」
「焼きムラなく綺麗にできた!」
総合すると、「スペック的には十分で、300℃でこの値段ならコスパ最高!」といったところです^^
やはり人気なだけあって、パン焼きさんに高評価なシリーズですね!
2 シャープ RE-SS10B-R
スペック
容量:31L
外寸:幅490×奥行445×高さ370mm
庫内寸:幅405×奥行315×高さ235mm
重量:約17kg
オーブン温度:110℃~250℃
発酵温度:30・35・40・45℃
加熱方式:熱風コンベクション方式
メリット
メリットはやはり250℃維持です。
あとは2段で大量に焼けるところですね!
僕的には見た目のカッコよさも気に入っています^^
デメリット
電子レンジ機能がよくない、という口コミが結構ありました。
が、一方で「パン焼き、お菓子焼きメインなら最高のオーブン」「この価格でオーブン上位機種に引けをとらない」という高評価もたくさんあります。
僕的には電子レンジも普通に使えていて、何も困っていません。
デメリットと思えるのは、「音」です。
最初購入するときからこの音については知っていて、「気にならない」という人が多かったので購入しました。
しかし、ファンの音は結構でかい(笑)お隣さんやマンションの上下の人に聞こえるかって言ったら聞こえないでしょうけど、音に敏感な僕にはうるさく感じます。
扉を閉める時に「ガチャンっ!」と閉まるのも、もっと柔らかく閉まればいいのになあと思うところです。
でも逆に言えば、これほど満足のいくオーブンが、どこよりも安く買えちゃうんですから、文句はないです(笑)ぜんぜん(笑)
RE-SS10B-Rの口コミ
「レンジ温めのムラがやばい」
「パン焼き、お菓子焼きには最高」
「見た目に高級感があって気に入っている」
「扉の閉まり方が気になる」
「2段で焼けて便利」
「容量が大きいので一度にたくさん温められてよい」
「高温でしっかり焼けるのでパンを焼くのに満足している」
あなたの相棒のオーブンはどのオーブン?
石窯ドームもRE-SS10Bも、すでに新型がいくつも登場していますが、こちらでご紹介した型落ちタイプで機能的には十分です。そして、お値段も現在(だいたい)約4万円(石窯)と約3万円(SS10B)です。新しい機種だと10万弱するオーブンがごろごろしているのに、このお値段は魅力すぎますよね!
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