天然酵母とは何か?
酵母とは何でしょう。
微生物を思い浮かべた方、
栄養素を思い浮かべた方、
発酵を思い浮かべた方、様々でしょう。
天然酵母、自家製酵母、◯◯酵母。
酵母と一口に言っても、
世の中にはいろんな名称が溢れていて、
実際に「酵母とは◯◯だ」と答えられる方はそう多くはないでしょう。
そんな酵母について、以下の記事で詳しく解説しました!
天然酵母の作り方ガイド
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天然酵母に興味を持ち、
理科の実験感覚で育ててみたい、
酵母でパンも焼いてみたい!と思った方のために、
初心者向けの自家製天然酵母ガイドを作りました!
まずは一番簡単に酵母を作れる
「レーズン酵母」の作り方から、
ちょっと酵母に慣れてきたら試してみたくなる、
皆の憧れ「ルヴァン種」についても触れています。
初めての方も、中級者だけど酵母の迷路にハマって
スランプ中という方も、
丹精込めてまとめたのでぜひご覧ください。
初心者向け自家製天然酵母ガイド!簡単な作り方&憧れルヴァン種も!
ちょっと待って!ルヴァン種って何??
ガイドの中に「憧れのルヴァン種」と出てきましたが、
ルヴァン種ってそもそも何でしょう?
サワー種やパネトーネ種なんていう「種」系も、
天然酵母なんでしょうか?
そこのところの疑問を解決します!
ルヴァン種とサワー種の違いと特徴とは?どちらも天然酵母の発酵種?パネトーネ種も仲間?
レーズン以外のおすすめ酵母は?
ガイドには初心者におすすめの酵母として
レーズン酵母を挙げていますが、
僕が今まで育ててきたたくさんの酵母の中でも
とくに優秀だった酵母がいくつかあります。
おうちに材料がある方はぜひ試してみてください!
ヨーグルト酵母はどんなパンを作っても、
甘くふわっと仕上げてくれていい相棒でした!
バジル酵母はハードパンを作る時に
液種ストレート法で仕込むと、
クラクラするほど美味しいクラストに焼き上げてくれました。
常備したいほど美しい液種でした。
天然酵母をもっと知る!
酵母を作り始めると、
疑問がたくさん生じますよね!
その疑問に答えます!
知っておくとためになる酵母情報満載です!
タンパク質分解酵素が含まれる食材に注意!
実は食材の中には
「タンパク質分解酵素」が含まれるものが結構あります。
これが含まれていると、
せっかく美味しそうなフルーツを買ってきて、
さて酵母を起こそうか!と思ってしゅわしゅわさせても、
いざパンに使おうと思ったら
生地がどろっどろでパンにならない!という事態に。
そうならないためにも、
タンパク質分解酵素が含まれる食材をチェックし、
酵母作りの際にはそれを把握しながら食材をチョイスしましょう!
タンパク質分解酵素が含まれる食材がパン生地をべちゃべちゃにする原因?
天然酵母の液種はこんなにいろいろ活用できる!
酵母作りが楽しくて、
ついつい家にあるものを端から酵母にしちゃうそこのあなた(笑)
余っている液種、
悪くする前にパン以外にもいろんな使い方をして
全部しっかり楽しみきりましょう♪
酵母元種と酵母液種で作るパンの違いって?
酵母は液種と小麦粉を混ぜてつくる「元種」
というものにしてからパン作りに使用することもあります。
(液種使用のパン、元種使用のパンがあります。
レシピによって違うので、レシピの表記をよく確認しましょう!)
また、レシピによっては「元種」ではなく
「中種」と呼ぶ場合もあります。
液種で作るパンと、
元種(中種)で作るパンには
たくさんの違いが出てくるので
その違いを確認し、
使い分けていくのもパン作りをより楽しくしてくれますよ!
自家製酵母の元種の作り方と管理方法!液種で仕込むパンとの違いは?
酵母はダイエットや便秘解消・美肌にも効果ありって本当?!
自家製酵母でも便秘解消や美肌には繋がります♪
その詳しい理由はこちらの記事から
➤酵母ダイエットの真実とは?カメヤマ酵母がおすすめできる理由はコレ!
ダイエットは特殊なコーティングをして、
胃液でも死滅しない酵母じゃないと
胃や腸でダイエット効果を発揮できないため、
おすすめできるダイエット酵母はコレです。
天然由来の成分で構成されている健康補助食品ですが、
酵母の力でダイエット♪ってところが面白い(笑)
どこがどうすごいのか、
上の記事でも丁寧に説明してあるので、
興味のある方は覗いてみてください^^
天然酵母が失敗するのはどうして?!原因と対策とは?
酵母作りをしていくと、
必ずぶちあがる壁、それが失敗。
突如酵母が死んでしまったりすると、
頭が真っ白になりますよね。
失敗の原因を知っておくことで、
対策したり、次に生かせたりします。
ぜひ知っておきましょう!
最近、「納豆菌」がかなり強いということを知ってから、
納豆を酵母と同じ冷蔵庫に入れて保存する際には、
ビニール袋に入れて口をしっかり閉じて保存するようになりました。
納豆菌と酵母では納豆菌の方が強く、
もし増殖してしまうと酵母が負けて死んでしまうそうです。
でも一緒の冷蔵庫にいるからと言って、
必ずしも増殖するかと言ったらそうとも限らず、
菌の世界は見えないのでなんとも言えないからこそ、
大事な酵母の安全を期して、
このような措置をとっております^^
納豆トースト好きだから(笑)
酵母を作る瓶と蓋(ラップ)の関係と瓶に入れる水の適量って?
酵母を作るって、本当に十人十色のやり方があって、
初心者の方には「どれが正しいの~~~」と困ってしまいますよね。
なので、瓶と蓋、瓶とラップ、
そして水の適正量について理屈をきちんと解説しながら、
皆さんが「じゃあ、自分はこうしよう!」と
選択できるようにしてみました!
大切なMY酵母ちゃんたちを、
皆さんなりの「良い環境」で育てていきましょう^^
天然酵母の液種をかけ継ぎたい!1回で使い切るのが惜しいときは?
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酵母を起こしたとき、
その酵母があまりにも優秀で、
美味しくて、この子とは末永くお付き合いしたい!!!
と思ってしまったとき、
使えば使うほど減っていく液種を見ると切ないですよね。
でも大丈夫。
液種もある程度かけ継いでいけます^^
そのやり方は以下の記事を参考にしてみてください。
酵母って凍らせても死なないの?!氷結酵母でパンが焼ける?
僕も半信半疑で使ってみてびっくり。
凍っちゃった酵母液を解凍したもので、
美味しいパンがちゃんと焼けちゃった時のことを書いた記事です。
酵母は冷凍可能?!氷結スイカ酵母で焼いたベーコンエピの作り方
天然酵母と四季を通して楽しく付き合うコツとは?
季節によって、温度や湿度が大きく変わるので、
酵母を育成する環境にもちょっと工夫が必要です。
でもそれほど難しくはありません!
僕たち人間が「寒いから暖房…」
「暑いから冷房…」と、環境を整えるのと一緒です。
酵母をペットと同じように考えてみると、
うまく楽しく付き合っていけますよ!
春の天然酵母作り
春は酵母づくりにピッタリな季節ですね^^
気温的にも湿度的にも問題がなく、
特に瑞々しい春の苺で作る苺酵母は、
ぜひ液種ストレートで使ってみて欲しい美しい酵母です。
咲いたばかりの花を少しだけ拝借していただく
「花酵母」にチャレンジするのにも、この季節が最適でしょう。
夏の天然酵母作り
夏の自家製酵母作りはとにかく大変!
酵母に適正な「あたたかな気温」を通り越して、
暑い!かびる!腐る!煮える!という、
酵母にもパン作りにも過酷な季節です。
そんな夏にも酵母と上手に付き合うためのヒントが
この記事にはあると思います。
夏に酵母パンがすっぱくなってしまう原因を論理的に知ることで、
「なるほど」と、根本的な対策(温度管理)をよく理解しながら
立てて行けると思います。
夏に自家天然製酵母パンの酸味が増す原因と酸っぱくしないコツとは?
夏はフルーツや野菜、ハーブなども盛りを迎えるので
実は酵母にしたい食材はいっぱいあります!
スイカ酵母もバジル酵母も、
とても優秀でした!
温度管理さえしっかりすれば、
酵母は夏でも楽しめます^^
僕もエアコンと冷蔵庫を上手に使って乗り越えました。
秋の天然酵母作り
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秋になるとまた酵母作りが楽になってきますが、
夏の発酵に比べるとやや発酵スピードが遅くなってくるので、
慣れるまで夏ボケで「あれ?遅い??」
なんて思っちゃいますが、大丈夫。
秋の味覚、リンゴやブドウ、
柿なんか最高ですよね!
良い酵母がたくさん起こせますよ^^
栗の渋皮煮を作ったら、
それで酵母を起こしてみるのも素敵ですね。
冬の天然酵母作り
冬になると、
場所によっては酵母液が凍る……なんてことも?
僕はコタツの端っこの毛布の中を利用したり、
発泡スチロールの箱にお湯を入れたマグカップと一緒に
酵母の瓶を置いたり、暖房のすぐ下に置いたりして
対策をしていました。
そうすると、結構普通に酵母は起こせます^^
酵母のみならず、
パンの発酵もこうやって家庭でも工夫しながら続けられるので、
結局四季を通して酵母もパン作りも楽しんでいくことができます!
1年通して楽しんでいけるとか、
良い趣味ですよね?(^v^)!
いかがでしたか?
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いつもありがとうございます^^
明日もよい1日をお過ごしください!