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自家製酵母のピタパンレシピ
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こんばんは!
かなり前から爆焼きしている自家製酵母のピタパンレシピをようやくUPしたいと思います!
ピタパンは途中のパンチも必要ないし、2次発酵も必要ないので、夕方「夕食めんどくさいな」と思ったらピタパン仕込んじゃってます♪食べる直前に焼いてあるもの詰め込んで食べると、野菜たっぷり、栄養たっぷりな食事ができるので重宝しています!^^
作るのも食べるのも楽しすぎるパン・ピタパン!ぜひ!
レシピを公開するために、今日面白い比較実験もしました!
【ピタパン実験】
すべて粉量はほぼ同じで、
A=元種40%、加水74%
B=元種20%、加水74%
C=元種20%、加水80%
で試してみました!
ちなみにいつものはAのピタパンで、
こないだ「ハードになった!好き!」と言ったピタパンはBのピタパンです^^
Cのは加水増やしたらどうなるかな~と思って実験してみました!
≪材料≫(大きなピタパン6個分!)
ピタパンA
・強力粉 280g(我が家ではそのうち112gは全粒粉=全粒粉40%)
・元種 112g(元種は粉と液種が1:1のものを使用しています)
・砂糖 12g
・塩 3g
・オイル 20g(我が家はオリーブオイル)
・ぬるま湯 193g
※コネ…HBの食パンのコネだけを1回半利用
ピタパンB
・強力粉 300g(我が家ではそのうち120gは全粒粉=全粒粉40%)
・元種 60g(元種は粉と液種が1:1のものを使用しています)
・砂糖 12g
・塩 3g
・オイル 20g(我が家はオリーブオイル)
・ぬるま湯 222g
※コネ…HBの食パンのコネだけを1回とちょっと利用
ピタパンC
・強力粉 300g(我が家ではそのうち120gは全粒粉=全粒粉40%)
・元種 60g(元種は粉と液種が1:1のものを使用しています)
・砂糖 12g
・塩 6g(他のの倍で入れちゃいました><:が、うまい)
・オイル 20g(我が家はオリーブオイル)
・ぬるま湯 234g
※コネ…HBの食パンのコネだけを2回とちょっと利用
≪作り方≫
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1、ABC共通で、HBに材料をすべて入れ、指で膜を広げて後ろからつんつんしても破れないくらいのこねあがりまで、コネコネしてもらう。(HBによってもコネ時間が違うと思うのでたまに確認しながらやってみてください!でもあまり神経質にならなくてもちゃんと出来上がるイイ奴なので、あまり心配せずにどうぞ♪)
2、こねあがったらボウルに移して、暖かいところで発酵させます。僕は寒いのでコタツに入れてます!数時間であっという間に2倍以上になっちゃいます!
3、発酵が終わったら打ち粉をした台に取り出して6分割し、パンチをしながら丸めます。とじ目を下にして置き、上から固く絞った濡れ布巾をかけて5分間のベンチタイムをとります。
4、ベンチタイムが終わったら、
とじ目を上にし、
手で軽く押さえます。
中の空気が分散しますね。
全体的にそおっと押さえてあげてください。そおっと。
次に打ち粉をしっかりすりまぶした綿棒で(ピタパンの時はすりこぎがやりやすくてすりこぎを使っています^^)伸ばしていきます。
伸ばし方にコツが。
円を1/4ずつに区切って考えます。右利きの人なら右下の部分をころっと下に転がす形で伸ばします。この時もそおっと中の空気を転がすような気持ちで転がしてくださいね。
↓↓↓
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図のオレンジの部分が伸ばされましたね!
次は、
図の緑の部分を先ほどのオレンジの部分に来るように回転させ、同じように伸ばしていきます。
↓↓↓
これで半分伸ばされました!
次は、
図のピンクの部分が右下に来る番です。90℃ずつ逆時計周りに回していく形ですね。
最後の青い部分も右下に回ってきて伸ばし終えたら、1/4ずつ回して一周伸ばし終えたということになります。これをもう1周やってください^^そおっとやるので、2周くらいで二回りくらい伸びていると思います。
次に
伸びたものを裏返します!
図を見てください。
裏になった生地を、まずは上から綿棒をすーっと転がし、
次に下からも転がします。
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ころころ~
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↓↓↓
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これを下からもやると、もう少し縦長になります。
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これがピタパンのサイズです。
これをオーブンシートの上に移す時に、もう一度裏返して、最初の表が上を向くようにします。
焼く前に手の腹をつかってもう一度そおっと押し広げてあげてください。
5、我が家では6個焼くとなるとオーブンに3つ、トースターに3つ並べて焼いております。3つずつ順番に焼いてもいいですし、家族の人数に合わせて生地量を調節していただければと思います^^♪
6、ピタパンA→230℃で15分焼成します。
ピタパンB→230℃20分焼成します。
ピタパンC→230℃10分、240℃5分焼成します。
※今日はどんどん焼くために焼いたあとどんどんオーブンの外に出してしまいましたが、普段は焼成後、オーブンを開けずにしばらくそのまま放置しています。そうすると膨らんだままカチッと固まります!
※あんまり膨らんでないやつも、上をはさみで開いてやって指でくいっくいっと広げてやるとちゃんと開くので心配ないです!
ではでは、実験の結果がこちら。
実験結果
ピタパンA・いつものピタパン!
いつもの出来ですね!パンはソフトな感じです^^
お子さんがいらっしゃるおうちでは、このピタパンがおすすめです!
このピタパンは成人6人の我が家のための大きめサイズなので、かなり食べ応えがありますよ。
生地の感じが見えるでしょうか?
味は甘めで、オリーブオイルの風味が野菜にもお肉にもよく合う感じです♪
クラムはいちばんふんわりふっくらで、我が家で一番人気が高かったパンです。
ピタパンB・僕のお気に入り♪
もう少し焼きこむのが僕の好みですが、これくらいでも違いはハッキリでます!
まず冷めてから保存するために袋に入れておいて、これを書くために再びA,B,Cごとに袋を開封したときに、唯一「香ばしいにおい」がふわああっと香ってきたのがこのB!
外側のクラストがちょっとハード系になり、さらに食べ応えがでますよ^^d
クラストがしっかりしている感じが伝わるでしょうか?
中はこんな感じ。
もっとUP。外のハードめと、中のふんわりの両方を楽しめます^^
(カリッとさせたい方はもっと長めに焼いてください!高温にしてもOK)
クラムは外側に近い方はちょっとハードパンっぽいし、
中側はふわふわしてますね。
※でも次の日5分間トーストで焼き戻して食べたらバリンバリンのクリスピーピタパンとなりました(笑)ほかのA,Cは一緒に焼き戻してもまだふわふわでしたが、Bはクリスピーに返信します♪これもおいしい♪
ピタパンC・高加水ピタパン?
加水上げたんでちゃんと膨らむのかな?と思ったのですが、膨らみましたね(^^)v
他のとの違いは明らか。クラムがふわふわよりも「しっとり」なんです。
荒々しいクラムはどこを触ってもしっとり感。
リュスティックにちょっと似てるかな?
ふわっと感はしないでしょう?
でもしっとりなんです。クラストはハードってまではいきませんが、たぶんもっと長めに焼けばカリッとすると思います。
クラムは微細な気泡が見えるしっとりクラムです^^ノ
味は奥さんいわく、「一番酵母パンっぽい」だそうです(笑)
風味はこれが一番あるとのこと。
でも食感はBが一番好きで、
実際にピタパンとして具を詰めて食べるならAが最高♪だそうですwwww
気泡が見えますか?^^
僕はA,Bが甘めなのに対し、Cが塩味が強くて味的には噛みしめていたい味でした。
なので、超僕個人の好みを反映させると、こんなレシピはいかがでしょうか?笑
ピタパンD・こびとの好み★
・強力粉 300g(我が家ではそのうち112gは全粒粉=全粒粉40%)
・元種 60g(元種は粉と液種が1:1のものを使用しています)
・砂糖 12g
・塩 4~5g
・オイル 20g(我が家はオリーブオイル)
・ぬるま湯 222g
焼成は240℃で20分!
Bのレシピの塩を少し多めにしたピタパンDの提案ですwwww
初めて自家製酵母でピタパンを作ってみるという方や、無難に行きたいぜ!という方は、ピタパンAをおすすめします^^甘みのある万人受けする味だと思います^^ノ
野菜をもりもり食べよう♪お肉もアクセントに★
ピタパンは好きな具材、冷蔵庫にある常備菜、切っただけの野菜や炒めただけのお肉が本当によく合います!もう自分好みにカスタマイズすれば可能性無限大★
タコス風も、カレー風味も、ひじきとか入れて和風でも!
僕は異国風の味が楽しくて好きです♪
僕が今まで作ったことのある「自家製酵母のパン」の中で一番簡単でお手軽で短時間できちゃうレシピなので、ぜひぜひ作ってみてください^^ノ
皆様のおいしい食卓の一助になれますように(*^^*)